正会員集会の報告その2

 5月10日(火)午後7時より、桜木町の市民活動支援センター打ち合わせコーナーをお借りして、NPO法人正会員7名が集まり、今後の研究会の運営方針案について意見交換しました。わずか7名の会でしたが、熱い意見が飛び交いました。

 6月9日(木)午後6時から関内の開港記念会館会議室で開催予定のNPO法人の総会に向けて、2015年度の総括と2016年度の運営方針について議論しました。当日は総会の前に、田村明による世界のスケッチ画集を整理している遠藤博氏からの講演も予定されています。

 

 NPO法人としては、それぞれの会員が研究テーマをもち、自立した研究活動を行い、研究会の場で適宜発表し、参加者から助言を受けて進める方式が合意されました。特に、田村明の横浜時代のまちづくりとして、六大事業創成期に、どう企画調整局が事業化に関ったかを実証的にかつ当時の関係者の証言も得て明らかにしたい、という意向表明がされました。また、田村明が「計画主体は市民である」と言ってきたことが、どう現場で具現化されたかを解明したいという意見もありました。

 研究会の使命としては、この3年以内に研究成果を出版物等にまとめることが合意されました。国内外に発信します。また、革新自治体の中で、ほぼ唯一横浜市が当時のまちづくりを継承し実現していることは特異なことである、との見方も出されました。その背景を探るべきとの考えも示されました。NPO法人の運営を支える人的支援を含め、極めて前向きな会合となりました。有難うございました。   (文責:田口俊夫)