横浜まちづくり塾(田村塾)の2016年7月例会のご案内です。
※NPO法人田村明記念・まちづくり研究会とは別団体ですが、横浜まちづくり塾にはホームページがないため、こちらで例会のご案内をさせていただいております。問い合わせ先についてはページ下のPDFファイルをご参照ください。
と き 7月21日(木) 18:30〜21:00
会 場 神奈川県民サポートセンター709号室
*横浜駅西口から徒歩5分
テーマ 横浜まちづくり塾:ファイナルステージ-3
田村明、田村塾、そして私のまちづくり考
~~田村塾の歩みと「まちづくり」への提言~~
講師陣 田村千尋、中村勉、安田八十五、野田邦弘、後藤眞理子
ほかご参加の塾生の皆さん
*モデレーター 嶋田昌子:横浜シティガイド協会理事
&中津秀之:関東学院大学工学部准教授
注:講師陣は7月例会に予めご参加予定のメールをいただいた方のお名前の一部を列記しました。
定 員 25名(先着定員)
参加費(資料代含む) 500円
田村明が「まちづくり」の伝道師として全国各地のさまざまな町や村を訪ね、ユニークな「まちづくり」の実践例を検証し、豊かで住みやすい「まち」をつくるための方法を提案した『まちづくりの実践』(岩波新書、1999.5)。その序章に、愛媛県五十崎町の「よもだ塾」の話が出てきます。「五十崎」と書いて「いかざき」。80年代初めに生まれ、なんのへんてつもない田舎町の「まちづくり」の中核を担ったのがこの町の町民有志から生まれた「よもだ塾」。
決まった塾生の登録はない。その日に集まった者が、すなわち塾生だという流動的で外に開かれた塾だ。それでも、いつのまにか常連ができて、ふつうにいう塾生とか会員ということになる。
――このあと「よもだ精神」とか、よもだ塾生によるまちづくりの実践が語られるのですが、省略。五十崎という町自体が2005年1月、平成の大合併の流れの中で内子町・小田町と合併し内子町となり消えてしまったのですね。
さて、2001年4月から06年7月まで延べ50回にわたって開講された「実践まちづくり塾」を引き継ぎ07年4月に開講した自主講座「横浜まちづくり塾」は、田村塾長の急逝(2010年1月)による一時中断をはさみながらも、その遺志を継ぐ形で「まちづくり」に向けた学びと自由な議論の場として多くの受講生(塾生・会員)に支えられ、多彩な講師陣による多様な講義を重ね、奇しくも田村さんの生誕90年という節目の年である来月7月、ちょうど89回目を迎えます。
先にお伝えしてきましたように、5月~7月をファイナルステージとして横浜の「まちづくり」の過去・現在・未来を概括的にとらえる講座を行ってきましたが、この7月例会をもって暫し休講(休眠)させていただくことになりました。長い間のご支援、まことに有難うございました。
という次第で、7月は古参・新参あるいはまちづくりの専門家・市民活動家、学生・シニアなどそれぞれに田村塾に集い「まちづくり」の進化・深化に向けて交流を深めてきた塾生による最新レポート特集となります。盛夏の一夜、ふるってご参加くださいますようご案内いたします。
世話人一同(真矢正弘 清水康二 小林明仁)