田村明プロフィール作成研究会の報告

 

日時:2017年7月14日(金)午後6時~8時45分

場所:桜木町市民活動支援センター4階セミナールーム2号

講師:東秀紀氏(本NPO理事、歴史作家、元首都大学東京教授)

出席者:正会員11名

 本NPOでは来年7月に開催予定の世界都市計画史学会IPHS・横浜大会(2018年7月予定)での投稿発表に向けて、田村明プロフィールを会員総出で作成しつつあります。会員から出されたそれぞれの時代とテーマに沿ったプロフィール案を合本し、本NPOの理事でもある東氏が加筆編集を行ってくれています。今後、東加筆編集案を元に会員からの意見を加え、まずは日本語版の完成形をつくり、その後に英語版を作成する予定です。

 今回の研究会では、パワーポイントを使って、東氏よりプロフィールの全体構成案が示されました。横浜時代を核にして、幼少期から環境開発センターに至る「横浜の前時代」、そして横浜を去ってから全国のまちづくり行脚をする「横浜の後時代」があります。今回の構成案を元に出席者全員で活発な意見交換をしました。議論の詳細はあえて掲載しませんが、出席者全員がおおきな手ごたえを感じた研究会でした。

 なお、東氏の全体構成案の第4章までを9月末までにとりまとめ、最後の章を10月末にまとめる予定です。適宜、公開研究会を開催しますので、会員や当該テーマに関心のある方々の出席をお待ちします。

 東氏の発表の後に、青木淳弘氏(東京大学大学院人文社会系研究科修士課程)より、社会学的田村研究の研究フレームワークが示されました。今年末に向けての修士論文のとりまとめが期待されます。

参考資料

都市プランナー 田村明の生涯(案)~HP版~
東秀紀田村明プロフィール案.pdf
PDFファイル 1.7 MB