日時:2013年12月18日(水) 午後6時30分より
会場:開港記念会館 1号会議室(中区日本大通35番地)
「まちづくり横浜の総合化と田村明-研究会」の発会とこれから (五島哲男)
この研究会でお話しする内容は幹事が中心となり、まとめてきました。幹事は田村明さんの弟の田村千尋、コンサルタントとして横浜のまちづくりに長く関わっている寺田芳朗、元横浜市職員の田口俊夫と五島哲男の4名です。この4名でこれまで研究会の準備作業を行ってきましたが、実はこの4名は田村明さんと直接一緒に仕事をしたという経験を持っていません。ただ、田村千尋さん以外の3名は「まちづくり研究会」の中で田村明さんの教えを受けてきました。
「田村の家族たち」 (田村千尋)
田村明というのはある世界では有名になったといえるかもしれません。しかしそこには、知名度が上がることでかえってその人の内面が見えなくなるという反比例的な関係もあります。要するに家族のお話をすることによって、田村明の周辺ないしは内面が浮き彫りになる、そしてその内面が田村明の行動原理になっていったんではないかと考えているわけです。
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「都心部の高速道路地下化に至る組織的決定の構造と田村明」 (田口俊夫)
今日お話させていただくのは、高速道路の地下化のお話です。高速道路そのものはどこにあるのか、そもそも地下化とはどのことを指すのか、またそこに至る経緯はどのようなものであったのかということを整理して細かくお伝えしていこうと思います。
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会場からのご意見
<五島>
それでは、当時すでに企画調整室で仕事をされて、高速道路そのものは担当されておりませんが、土地利用調整などの仕事で活躍された廣瀬良一さんがお見えになっておりますので、今日の総括の攻め方は違うよとか、あるいはここを攻めていったらもっといい研究ができるというアドバイスとか、あるいは間違っていること、ご指摘いただければと思います。
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まとめと次回予告 (寺田芳朗)
今日お配りしたA3のペーパーの、3つにわかれている右側の端の部分に私たち研究会の準備会のメンバーがこの1年間、歩いてきた経緯、歩きながら考えてきたことをまとめてあります。私たち4人だけではなくて、これまで有志の方10人、多い時は20人近くで集まって、この1年間、準備会を進めてきました。1年過ぎて、振り返って思い出すのは、私たちの議論には2つの大きなテーマがあったということです。
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